悩める美容師 福利厚生

悩める美容師 福利厚生

美容師の皆さんが「困った」と思っている事の一つに福利厚生が行き届いていない、という事があります。今は企業体制をとっている美容室も多くありますから、そういう美容室であれば事務的な手続きもきちんとできていて、福利厚生が割と整っている美容室も多いようですが、個人で経営している様な美容室では、労働法に反しているような状況の美容室も多くあるものです。それでもそこに雇われている限りは、そこで一生懸命に働くしかない美容師も多くいます。若いうちはそれでも良いかもしれません。特に環境は厳しいけれども店長や他のスタッフはいい人だから、と安い給料やほとんど福利厚生も無い状態で働いている美容師もいるものです。ですがそういう若い美容師でも彼女ができたり、結婚を考えるような相手が出来た時には、さすがにこのままで良いのか、という事を考えるようになるようです。こんな労働条件のままでは、家族を養っていく事も難しければ、子どものために休暇を取る事も出来ない生活になる、と考えるからです。そしてこういう時期に離職者が多く出るようですね。美容師を辞める、とまではいかなくても、他のもっと労働条件や福利厚生の行き届いているお店を探してみる美容師が多いという事です。確かに家族が出来ると自分だけが辛い思いをするのとは違ってきますから、理解できる話です。美容師の職業寿命と言うのを考えてみると、確かに美容師をしながら60代まで働く、という事は難しいと考えられます。実際にその年齢まで美容師を続けている人、というのはほとんどいないようです。一つには体力的な問題があると思います。美容師の仕事というのはほとんどが立ち仕事です。一般企業の社員がデスクワークをするのと比べても、かなり辛いものでしょう。特に年を取ると腰痛に悩まされる美容師は多いようです。若いうちなら食事を一度ぐらい撮らなくても、早食いをしても、そんなに体に応える事は無いでしょうけれども、年齢を重ねるとそうはいかなくなります。実際に良く頑張っても40代ぐらいになると、美容師の仕事はもう限界だ、と感じ始める人が多いようです。50代まで頑張ったとしても、そこまで残っている人はほとんどが経営者と言う立場で、実際には施術はほとんど担当しなくなっているケースが多いものです。ですから美容師をしている人は、この仕事は60代まで続けることが難しい仕事である、という事は若いうちから意識しておかなくてはいけません。自分の人生の設計図を描く時に、生涯美容師、という事はおそらくあり得ないのです。早めに50代・60代の自分の働き方、というものを考えておかなくてはいけません。美容師としてお客さんに施術するばかりではなく、その美容師としての知識を生かして、会社に入るとか、経営者となるべく、経営の勉強もしておく、などそれぞれに将来の事を考えておく必要があります。千葉 美容院