ありがたい先輩・後輩の関係

ありがたい先輩・後輩の関係

美容師の世界、というのは上下関係が厳しい、と言われています。先輩後輩の間はきちんと上下関係が守られているのが普通の様で、また経験や技術の差で、扱われ方が違ってくることもあります。そういう話を聞くと、美容師なんてなるものじゃないな、とか、先輩にいじめられるような事もあるんだろうな、とかマイナスのイメージを抱きがちだと思うのですが、実際にはその上下関係がきちんとしていることで、助かる事や学ぶことも多いようです。上下関係が厳しい、という事はその反面先輩美容師は、後輩たちの面倒を実によく見てくれる、という事も有るのです。ご飯を御馳走してくれる、自分が使っていたハサミなどの仕事の道具を譲ってくれる、カットモデルを探すのがたいへんな時には、先輩がモデル役を買って出てくれる、などです。このことはおそらく先輩美容師自身も、かつてはアシスタント時代にとても辛い生活をしていたから、と言う事があると思うんですね。大変さがよくわかっているから、助けてやれるところは助けてやりたい、と先輩たちは思うのでしょう。一方で仕事や練習となれば、ダメなものはダメ、という厳しい指導があるようで、いわゆる愛のむち、という感じなのかもしれません。お金が無くて困っているときでも頼りになるのは先輩だ、というアシスタントも多いようです。
そういう点では原宿にある美容室はスタッフの教育はもちろん人間力の高いスタッフが多いような気がします。